第91回日本整形外科学会学術総会(2018年5月24日(木)~27(日))が神戸コンベンションセンター(神戸ポートピアホテル、神戸国際会議場、神戸国際展示場)にて開催され、当講座からも多数の参加・研究発表がありました。神戸は非常に大きなコンベンションセンターを有しているため、今年度は4月のJSSR開催を含め、神戸に来るのは2度目となりました。学会期間中は天気に恵まれ、ホテルからの夜景は格別でした。
日本整形外科学会は日本における整形外科最大の学会(会員数は2万4千人超とのこと)であり、さまざまな専門分野の発表があり、今年は1780演題(2850演題の応募)という多数の演題が討論されていました。当講座からは松山幸弘教授、星野裕信准教授、戸川大輔先生が座長を務められました。また、浜松医科大学から27演題、関連病院から6演題の合計33演題による発表を行いました。浜松医科大学医局の懇親会には38名が参加し、関連病院や開業医の先生方、研修医、学生とともに盛り上がりました(写真添付)。今回の学会や懇親会には多くの学生さんが参加していただいたため、非常に楽しい会となりました。
日本整形外科学会は年に1回行われており、次回は札幌医科大学医学部整形外科学教室の山下敏彦先生が会長を務められ、パシフィコ横浜を会場として開催されます。そろそろ次回の日本整形外科学会演題抄録のテーマを考えなくてはいけませんね。次回の日本整形外科学会も当講座から多数の演題を発信したいと思います。
~学会参加者より一言コーナー~
■整形外科野球部期待の星:古山君(当院学生):脊椎の講演では、当院の先生方が中心となって議論されており、浜松医科大学整形外科のすごさを実感しました。
■人懐っこい松村先生(研修医1年目):先生方が威風堂々発表なさっている姿や英語でのdiscussionで積極的に質問なさっている姿は自分にとって良い刺激となりました。
■Dr. Neelesh (fellow):JOA2018 was an enlightening experience and a true academic feast for Orthepedicians.
■Dr. Chen (fellow): JOA was a very big conference and I learned a lot from the English sessions and the invited speakers of all around the world.
■JA厚生連遠州病院副院長大石先生:一人でも多くの医師が整形外科医になってくれることを切に望みます。
■松山教授:学生さんも研修医も満足していただいたようでうれしいです。来年の日整会は50演題を目指して頑張りましょう!
(文章:H.U.)
【バスケットボール大会報告】
日本整形外科学会の学術総会では親善スポーツ大会があります.
本年も野球,サッカー,バスケットボール(3on3)大会が行われました.浜松医大は3on3に参加しました.バスケットボール大会は学会期間中の早朝6時から開催され,トーナメント形式です.初日の一回戦では念願の1勝を達成しました(不戦勝).二日目の2回戦では秋田大学との対戦でした.我々のチームは選手が5名しかおらず,平均年齢が40歳とバスケをするにはやや高齢すぎる感がありました.秋田は整形外科バスケ界では優勝候補と目されている有名チームであり,人数・年齢・練習など試合前から圧倒されていました.結果は7対25で惨敗でした.浜松医大も文武両道といわれるように来年はがんばります.でもまず若手のバスケットマンにチームに入ってもらう必要を実感しました.
(文章:Y.Y.)