Voice 専攻医4年目の先輩より「ナイスイン」

手術中の「ナイスイン!」是非言わせてください

 浜松医科大学整形外科の専攻医4年目、医師6年目のY・Mです。私の専攻医としての生活をご紹介し、皆さんに少しでも当科の魅力が伝わればと思います。良いなと思ってくださったら、是非一緒に働きましょう。皆さんの当科へのナイスイン!楽しみにしています!
 私は元々整形外科に興味があった事もあり、多くは悩まずに整形外科へ進むことを決めました。また、後期研修プログラムについても母校であった浜松医科大学のプログラムを迷い無く選択しました。

 

 初期研修をした病院で、意気揚々と専攻医1年目に突入したは良いものの、はじめは右も左も分からず、手も足も出ない状態。「こんなにも自分はデキないのか・・・」と落ち込むことも多々ありましたが、1、2学年上の先輩や指導医の先生方のサポートのおかげで忙しいながらも楽しく仕事をさせて頂きました。外来中に「どうした大丈夫かぁ-!!」と助けに来てくれたり、手術中「良いじゃん!さすがでーす!」と気持ちを盛り上げてくれたり。相談すると親身になって応えてくれ、導いてくれました。
緊急手術の時には、自然とみんなが集まって手伝い応援する雰囲気があり、チームワークがいいのが私が当科を好きなところです。
 また毎朝行っているカンファレンスでは各先生が言葉巧みに、またリアルなジェスチャーを含めて受傷機転を説明するなど、ユニークなプレゼンテーションをするのが楽しみでした。

 

 2つ目の施設でも部活の先輩がいて、毎日のように「お前これ知ってる?」とクイズ形式で知識を共有してくれたり、外来で互いにエコーを当て合って勉強させてもらったり、外傷の手術について一番相談に乗ってもらったりと、おんぶにだっこ状態でした。上級医からは「先生、オペレーター頼む!」と手術を任せてもらったり、「先生、救急に患者さんいるから診にいってあげて!」と仕事を任せてもらえるようになり、嬉しい忙しさを感じたのも覚えています。
 さらには近隣の小・中・高校生がメインのスポーツ外来の診療や、人工膝・股関節の執刀など、私自身興味のある分野の経験を多く積ませていただきました。
 この頃から手術の助手や応援の際、インプラントが良い位置に入ったときの「ナイスイン!」が私の口癖となってきました。学生時代サッカーをやっていたこともあり、チームの雰囲気を盛り上げるのがとても好きなのです。

 

 2回目の転勤で大学病院に半年間勤めることとなりました。市中病院では経験できない珍しい症例もあり、「このような治療も担っているのだな」と率直に感心することが多々ありました。
大学勤務で特に印象的だったのは、学生時代からよく知る同期と一緒に働けたことです。同じ目線で意見を出し合い、考え、治療するのは大変面白く、充実感がありました。なかなかない貴重な時間を過ごせたと思います。 その同期が非常に優秀で、彼が手術をする際には「ナイスイン!」連発でした。
 3回目の転勤で、初めに在籍していた病院に再度勤務することとなりました。当時からいらっしゃる上級医の先生方に少しでも「お、成長したじゃん」と思っていただけるような働きをしたいと思っています。一気に3人の後輩の先生が出来たのが、今の私にとって新鮮な出来事です。
 自分が先輩たちにしてもらったように、アドバイスやお手伝いができたらと思っています。「自分もこういうこと悩んだなぁ」ということを思い出し解決策を伝えることが出来たら、自分自身にも後輩の先生にとってもプラスだと思い日々勉強中です。

 このページを見てくださっている皆さんが当科に入ってくれた際には私はもちろん、同じような考えを持つ先輩医師がたくさん皆さんをサポートします。そういう雰囲気が当科にはあります。
 もし私と働く機会があれば、手術中の「ナイスイン!」是非言わせてください、楽しみにしています!
 可能であれば、浜松医科大学もしくは関連病院へ見学にいらしてください。百聞は一見にしかず、雰囲気を感じていただけると思います。
 では、お会い出来ることを楽しみにしています!