骨バンク・同種移植│浜松医科大学整形外科

浜松医科大学医学部附属病院
院内骨バンクおよび同種骨移植

 浜松医科大学医学部附属病院では平成27年4月より院内骨バンクを設置し、同種骨移植をおこなっています。整形外科の手術では骨移植が必要となることが多く、骨移植には大きく分けて三つの方法があります。

  • 自家骨移植:ご自身の骨組織を他の部位へ移植する方法。(腸骨や腓骨などから採取した骨を他の手術部位へ移植します。)
  • 人工骨移植:ハイドロキシアパタイトやベータTCPなどの人工骨を移植する方法。
  • 同種骨移植:他の患者様から採取した骨組織を処理し、移植する方法。

 当院では日本整形外科学会の「整形外科移植に関するガイドライン」および「冷凍ボーンバンクマニュアル」に準じて、「浜松医科大学医学部附属病院院内同種骨移植および骨バンク実施要項」、「浜松医科大学医学部附属病院院内骨バンクマニュアル」を作成しました。院内臨床研究倫理審査委員会での承認のもとに平成27年4月から院内骨バンクおよび同種骨移植をおこなっております。
 当院の骨バンクは、生体ドナーから骨折手術や人工関節手術時の余剰骨を採取し、細胞成分の除去と加温処理を行い冷凍保存しています。手術時に多くの骨組織が必要で、自家骨や人工骨移植で対応が困難な患者様(レシピエント)が同種骨移植の適応です。現在は脊椎手術や股関節手術を中心に院内骨バンクに保存してある骨組織を用いた同種骨移植をおこなっています。

実績

平成27年度 平成28年度
ドナー ドナー数 29 14
検体数 41 14
レシピエント 脊椎手術 16 8
股関節手術 3 3
その他 0 0
19 11