News【インド短期研修報告(Dr坂野)】

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インド短期研修報告(Dr坂野)

10月16日より11月2日までAsia Pacific Spine Society (APSS)のtravelling fellowにてインドのGanga Hospitalに3週間研修に行ってきました。Ganga Hospitalは、年間2800件もの脊椎手術を行うインド最大の脊椎センターです。院長であり整形外科部長であるRajasekaran教授は世界的にも有名な先生であり、臨床だけでなく多くの研究も行っております。ここでは主に3人の脊椎外科医のもとに多くのfellowがインド中から勉強に来ていました。彼らは気軽に話しかけてくれ楽しい時間を共有することができました。また、インド人はとても勤勉で土曜日も働き、早い日はなんと朝の5時から手術が始まっていました。ここには通常の脊椎手術に加えて多くの脊椎外傷の手術が毎日のように行われ、多くの手術を経験することができました。手術器具はほとんど日本と変わらないほど充実しており、手術手技もさることながら看護師の能力の高さや、患者入れ替えの手際の良さにも驚きました。インドの食事は最初はなかなか馴染めませんでしたが、徐々にインドのスパイスにも慣れて様々なカレーを楽しむことができました。ただ、交通事情はとても悪く、車やバイク、野犬におびえながら毎日病院まで通っていました。3週間でしたが、インドの先生方は非常に友好的で充実した研修となりました。