News【SRS 2019 Report ※54th Annual Meeting Scoliosis Research Society in Montreal/Canada】

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SRS 2019 Report ※54th Annual Meeting Scoliosis Research Society in Montreal/Canada

米国側弯症学会総会であるSRSが2019年9月18日から21日までカナダのモントリオールで開催されました。狭き門の本学会ですが当科からは大江先生と私(有馬)で参加してきました。
本学会は1745演題のsubmission中一般口演171演題、 Eposter75演題の狭き門でした。
SRSは初の採択で口演を逃したことは非常に残念でしたが、私はE-poster、大江先生は口演での採択でした。
SRSは狭き門であるだけ、1つ1つの演題内容はデザインが洗練されていて、聞いていて興味深いものが多かったです。

成人側弯症では、近年の傾向どおり、多施設研究が多かったです。元々の北米を中心としたスタディーグループに、ヨーロッパの7?8施設のデータベースを合わせた北米・欧州スタディの発表が3割くらいあったと思います。
大江先生は、術前の栄養状態が合併症や中長期の死亡率に関連することを報告し、栄養改善を図るべきという、非常にわかりやすい発表でした。この演題で良いところは、栄養評価が、アルブミンとリンパ球数で評価できるという非常に簡便なことでした。わかりやすい発表とアジア人離れした大江先生の風貌もあり、たくさんの質問が大江先生に集まりました。
北米の洗礼でもある超高速モゴモゴ英語の質疑応答、大江先生、お疲れ様でした。

学会懇親会では、有名なMuseum?の建物内で行われました。米国留学のお世話になった先生から、JSSR Asia travelling fellowshipやAO fellowshipを通じてできた仲間と多く話す機会があり楽しい時間を過ごすことができました。