大江慎先生が2025年10月30日(木)~11月1日(土)に行われた第15回日本成人脊柱変形学会学術集会で、優秀演題賞を受賞しました。受賞演題名は「栄養・運動介入による脊柱X線アライメントの効果 -高齢者住民健診における前向きランダム化比較試験-」です。
おめでとうございます!
以下は、受賞記となります。
このたび、Spine Week Japan 2025の成人脊柱変形学会において、私が発表した「栄養・運動介入による脊柱X線アライメントの効果-高齢者住民健診における前向きランダム化比較試験-」が優秀演題賞を受賞いたしました。
本研究は、愛知県東栄町の地域住民を対象に、栄養補助食品と運動プログラムを組み合わせた介入による姿勢・脊柱アライメントの改善効果を検討したものであり、高齢者の健康増進および成人脊柱変形の予防・保存的治療の可能性を探る試みとして評価されました。
本研究を開始することは多くの課題を乗り越える必要がありましたが、その厳しい山を登るために常に引っ張ってくれた松山教授と大和先生に心より感謝申し上げます。また、お忙しい中MICHITASの配達や運動指導を現地まで赴いて手伝ってくれた浜松医科大学整形外科医局の先生方、データの取りまとめを行ってくれた秘書の桑原さん、統計解析に尽力いただいた浜松医科大学健康社会医学柴田先生に深く御礼申し上げます。さらに、現地でのデータ収集や参加者支援活動など本当に大変な仕事にご尽力いただいた東栄診療所の丹羽先生、理学療法士の小林さんをはじめとするスタッフの皆様に厚く感謝申し上げます。加えて、栄養補助食品MICHITASの提供および継続的なご支援をいただいた株式会社明治の長田様、山寺様にも心より御礼申し上げます。
本研究結果によって成人脊柱変形治療における保存的治療の役割の重要性が全世界に発信されるように全力を尽くしていきます。この研究は多くの人に支えられて完成できた私の生涯の思い出になるものとなりました。できるだけ速やかに論文化も進めていきます。本当にありがとうございました。
大江慎