髄内腫瘍│脊椎・脊髄班の症例など│浜松医科大学 整形外科学講座

Intelligence(各種の情報とよくある質問)

髄内腫瘍

髄内腫瘍

・髄内腫瘍は脊髄の中に腫瘍が発生、成長し、正常脊髄を内側から圧迫します(症例2、3)。
 やはり運動麻痺や感覚障害、膀胱直腸障害といった症状を呈します。発生する腫瘍は上衣腫、星細胞腫、血管芽細胞腫などが代表的です。これらの腫瘍も確実に発育するため手術治療(腫瘍摘出術)が原則となります。
 ただし、摘出に際し、正常脊髄の切開を伴い、脊髄を直接操作して手術を行うため、非常に難度の高い手術になります。

・一般的には整形外科では髄内腫瘍の切除までは行っていないことが多いのですが、当科では髄内腫瘍についても全国有数の治療経験を有しています。

  • 症例2-1 頚髄髄内腫瘍(上衣腫)

    症例2-1 頚髄髄内腫瘍(上衣腫)

  • 症例2-2

    症例2-2

  • 症例2-3

    症例2-3

  • 症例3-1 胸髄髄内腫瘍(血管芽細胞腫)

    症例3-1 胸髄髄内腫瘍(血管芽細胞腫)

  • 症例3-2

    症例3-2

  • 症例3-3

    症例3-3

  • 症例3-4

    症例3-4