人工股関節置換術│股関節班の症例など│浜松医科大学 整形外科学講座

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人工股関節置換術

人工股関節置換術

これらの自分自身の骨で治療する手術が適応にならない場合には、人工股関節置換術が適応になります。

当科ではできるだけ侵襲の少ない方法(小さな傷、筋肉を傷めない)で、術翌日よりリハビリを開始し、術後2週間ですべてのリハビリを終了して自宅に帰っていただく方法を行っています(図24~28)。

当科ではこれらの手術を行う際に、コンピューターシミュレーション技術を用い、より精度が高く確実な成果の得られる方法に取り組んでいます(図29)。

浜松医科大学股関節グループはコンピューター技術を駆使した高度な診療をおこなっており、全国から我々の技術を勉強しに手術見学にこれらます。とてもやりがいのある股関節診療を経験豊富なスタッフが診療、手術、研究の指導をします。

  • 図24 手術に使用する傷です。9㎝程度を目安にしています。

    図24 手術に使用する傷です。9㎝程度を目安にしています。

  • 図25 実際の手術です。バイオクリーンルームで全身を清潔にして手術を行っています。

    図25 実際の手術です。バイオクリーンルームで全身を清潔にして手術を行っています。

  • 図26 レトラクターという機械を使って人の手を使用せずに術野を確保しています。

    図26 レトラクターという機械を使って人の手を使用せずに術野を確保しています。

  • 図27 術前の単純X線写真です。末期の変形性股関節症です。

    図27 術前の単純X線写真です。末期の変形性股関節症です。

  • 図28 人工股関節置換術後です。術前計画どおりにインプラントが設置されています。

    図28 人工股関節置換術後です。術前計画どおりにインプラントが設置されています。

  • 図29 コンピューターによる人工股関節の術前計画

    図29 コンピューターによる人工股関節の術前計画