News【第33回日本整形外科学会基礎学術集会報告】

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第33回日本整形外科学会基礎学術集会報告

第33回日本整形外科学会基礎学術集会(2018年10月11日(木)~12(金))が奈良春日野国際フォーラムおよび東大寺総合文化センターにて開催され、当講座からも多数の参加・研究発表がありました。奈良は歴史があり、本学会は東大寺の鏡内で開催されました。少し会場の外に出ると、奈良公園内の多くのシカがシカせんべいを求めて寄ってきます(写真添付; インド人留学生のスリーさん怖がってます)。
日本整形外科基礎学会は日本における整形外科最大の基礎学会であり、さまざまな基礎の専門分野の発表があり、今年は712演題(797演題の応募)という多数の演題が討論されていました。当講座からは11演題の発表を行いました。浜松医科大学医局の懇親会には16名が参加し、若手の関連病院の先生方、PTの野嶋先生とともに盛り上がりました。大学院に入学希望のある元気な若手整形外科医が多く参加していただいたため、大学院の生活スタイルなどを話し、非常に楽しい会となりました。
日本整形外科基礎学会は年に1回行われており、次回は福島県立医科大学医学部整形外科学教室の紺野愼一先生が会長を務められ、パシフィコ横浜を会場として開催されます。そろそろ次回の演題抄録やテーマを考えなくてはいけませんね。次回の日本整形外科基礎学会も当講座から多数の演題を発信したいと思います。
最後に、学会参加者の一言;
◆後迫(大学院3年目);今年は、パネルディスカッションにて口演させていただきました(写真添付)。皆さんが悩んでいる術中脊髄モニタリングFade phenomenonに関して、今後も研究を継続していきます。
◆Dr. Sreenath (fellow):JOAR2018 was very informative and some of the topics presented are inspirational and might pave the way for new treatment protocols and some new possibilities.
◆松山教授:今年度は当科からの採択数も多く、盛り上がりましたね。来年は大学院生も増えますし、基礎研究もさらに頑張りましょう!

文章 H.U.