2018年9月18日〜21日までスペインのバルセロナで開催されたEUROSPINE2018に戸川，有馬，大和の3名が発表参加してきました．バルセロナは当教室の安田先生の留学先であり，有馬，大和の2名は一日早く渡航し，University Hospital Vall d’Hebronを訪問して手術見学しました．見学した手術はCobb角120度以上の症候群性側弯で他院で手術をされたあとの再手術例という困難な症例でした．Pelliséは前医のインストゥルメントを抜去し，多椎間の後方骨きりをおこないました．術後はHalo tractionを数ヶ月行う予定だそうです．Pellisé先生の非常に丁寧な手術は大変勉強になりました．また，人柄も素晴らしく私達にいろいろ説明をしてくださいました．EUROSPINE2018はバルセロナの湾岸地区にあるBarcelona International Convention Centerで行われました．当科からは有馬，大和がQuick Fire, 戸川が口演発表しました．戸川先生の口演はそのセッションの中で最も多く質問を受けていました．学会だけでなく，スペインの病院の雰囲気を知ることができ，非常に貴重な体験ができました．
